チケットないけどフォーミュラEの会場に行ってきたのでその感想を書きます。
走行音
まずはチケットがなくてもコースに一番近づけるであろう、ゆりかもめから見えるコースのいち部分のところまで行ってきました。予選が始まると11台が一気に目の前(と言っても車体は壁で見えない)を通り過ぎて行きました。
思っていた以上にモーター音は小さく、回転数の上下もスムーズな印象でした。逆に驚いたのはタイヤのスキット音の大きさです。F1では聞いたことがなかったので新鮮でした。F1もエンジンの音でかき消されているだけで、実は音がしているのかも?タイヤの種類もちがうのでよくわかりません。
会場へ
元々走行音を聴くことが目的だったので、数周回分聴いたらメイン会場であるビッグサイトに向かいました。会場ではE-Tokyo Festival2024 | TOKYO ZEV ACTIONというイベントが同時に開催されていて、先にそっちで予選のつづきを大きなモニターで視聴、その後展示をやっているホールに行ってみましたが、客はそれほど多くなく、「このイベント大丈夫か?」と心配になるほどでした。ただ、ドライブシミュレーターとかは最低30分待ちだったのであれ以上混むとそれはそれで「大丈夫か?」と思ったかもしれません。
ファンビレッジに無料で入れた!
E-Tokyo〜のイベント会場の対面側にフォーミュラEのファンビレッジがありました。勝手にチケットがないと入れないと思い込んでいたのですが、係員の「チケットのない方はファンビレッジの方に向かってください」というアナウンスが聞こえてきました。
これは行くしかないでしょう、ということで入ってみるとここはさすがに混んでました。フォーミュラEの実機が置いてあったり、ファンストアがあったり、ライブ会場があったり、盛り上がっていました。期待していたのはまさにこれです。でも、ここ本当に無料で入れてしまっていいのだろうか?という感じがします。今年だけかもしれません。
まだまだ発展途上
チケットがないので観客席等の様子はわからなかったですが、それなりには楽しめたと思います。ですが、まだまだ発展途上な感じがしたのも事実です。
まずは知名度の問題です。東京開催のというよりもフォーミュラEの日本での知名度があまりにも低すぎるのではないかという点です。わたしはF1はDAZNで見ていますが、その放送の中とかでフォーミュラEの告知とかがあってもよかったのではないか、という気がしました。利権だなんだといろいろあるのはわかっていますが、それでも露出が少なすぎて知名度が低すぎると思います。
つぎにZEVのイベントと同時開催にしたのは意図的だったと思うのですが、まったく相乗効果がなかったように思います。どうせやるのであれば相乗効果が出るような企画にしたらよかったのではないかと強く思いました。もったいないです、お互いに。主催者がちがったりいろいろと難しいところがあることは重々承知していますが、それでも同時開催するのであれば強力してやってほしかったと思いました。
また、もっと「お祭り」感を出してほしいなと感じました。もしかしたらチケットを持ってる人だけが入れるエリアではお祭りっぽくなっていたのかもしれませんが、イマイチ盛り上がりに欠けていると感じました。初開催なのでどんな感じになるのかわからなかったというのが最も大きな原因だと思いますが、今回のデータや経験を次回開催に活かしてほしいです。
さいごに、チケットについてです。販売開始数分で売り切れるという状況は改善が必要だと思います。できるだけ多くの人に現地に来てもらって、すばらしい経験を共有し、フォーミュラーEを盛り上げてほしいです。
おわりに
先日以下の記事を書きましたが、まったくもって勉強、リサーチ不足でした。
前述のとおり露出が少なくて気がつけなかったので、今後は常に最新情報を追うようにします。予選の形式や、「アタック」の制限など、基本的なことが理解できていなかったということがわかったので、今後も見続けて、少しずつ理解していきたいと思います。