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AFC U23アジアカップ カタール戦の感想(2024年4月25日)

2024年4月25日に行われたAFC U23アジアカップカタール戦の感想です。

前半総括

スタメンはわたし的には納得、のメンバー。期待にこたえている and/or コンディションがよい and/or 外せないメンバーだと感じた。

前半開始早々、山田のゴラッソで幕が開く。カタールのミスがきっかけとはいえ山田のシュートは完璧だった。その後も前からプレスをかけ続ける日本だったが、24分に一瞬の隙を突いてカタールが同点に追いつく。その後は一進一退の攻防が続くも、お互い決め手に欠いてゴールは奪えず。

そして迎えた39分、カタールGKと細谷が接触し、オンフィールドレビューの後にカタールGKに対してレッドカードが提示され、退場。数的優位に立った日本語攻め続けるも、カタールは5−4のブロックを作って必死に守り、1−1で前半終了。

後半総括

後半開始から前半よい動きを見せていた松木に代えて藤尾を投入。松木は前半でイエローカードを1枚もらっていたので、おそらくそのリスク管理のための交代だったのだと思われる。前半途中からカードを連発していたレフェリーへの対応が必要という判断だったのだと思う。

49分、試合が動く。カタールが精度の高いフリーキックからうまくヘッドで合わせてゴールを奪う。スカウティングの問題なのか、特にセットプレーで"やられる"機会が多いと感じる。1点リードしたカタールは当然守りを固める。

67分、日本が同点に追いつく。CKから木村がヘッドで決める。山本のキックは精度が高く、大きな武器であることが証明された。

その後、日本はサイドの突破を中心に攻め続けるもゴールネットを揺らすことはできなかった。一方でカタール疲労の色が濃くピッチに倒れ込む選手が多い。リードしていたときは意図的に時間を浪費させているのだと思ったが、同点になってからもそれは変わらなかったので本当に疲弊していたのかもしれない。いずれにせよ2−2のまま後半終了。延長戦に突入する。

延長戦総括と課題

カタールはもはや延長戦を戦う力は残っていなかったようだ。日本が一方的に攻め続け、細谷の念願のゴールで勝ち越し、内野(航)のゴールでダメ押し。4−2で日本が勝利し、準決勝進出を決めた。

試合開始から一貫してサイドからの攻撃をし続けた日本。これをどう考えるか。確かにカタールのDFはクロスボールへの対応はいまひとつではあったが、怖さという意味では中央に近いレーンでの縦パスをもっと入れてもよかったのではないか。ひとり減った相手にカウンターを恐れ過ぎたのではないか。前半は松木がその役割を担っていたが松木を下げてからはその役割を担う選手がいなかった。

中央のレーンでの攻撃がないと、DFは横方向のスライドがほとんど必要なく、いい距離感で待ち構えることができる。だから両サイドからクロスをあげる選手にプレッシャーをかけることができるし、ゴール前のマークのズレも出にくい。そんなことはわたしが書くまでもなく全員が理解していると思うのだが、それでも試合中にその修正ができなかったことは課題だと思う。

おわりに

何はともあれ、次のステージに進めたことが重要です。
次は中3日でイラクとの準決勝。勝てばパリ五輪出場決定。がんばれ日本!

それにしても韓国とサウジの敗退には驚きです。。

ひとり応援実況のツイートをまとめたのでリンクを貼っておきます。

togetter.com