Study After School 〜学校じゃ教えてくれないこと〜

学校じゃ教えてくれないけど、知ってたら役立つことを発信します。

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初の春開催!F1 日本GP 〜決勝〜

F1日本GPについて書きます。FP&予選についても書いているので合わせてご覧ください。

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スタート

まず、Aston MartinチームのAlonso選手のタイヤチョイスがソフトであることに驚くとともに「スタートで一発やってやる」感がすごく出ていたと思います。結果には結びつきませんでしたが。。

レースが始まり、1コーナーはクリーンに全台が通過しましたが、その先のS字コーナーでRBチームのRicciardo選手とWilliamsチームのAlbon選手が接触し、2台がコースアウトしてクラッシュ。2台ともリタイアとなり、タイヤバリアの修復のためにレッドフラッグが出てレースは中断、再スタートとなりました。

Ricciardo選手はこれまでの3戦で精彩を欠き、非常に厳しい状況に置かれています。そんな状況なのに1周目でリタイアかつマシンを壊してしまうというのは、さらに状況を悪くしてしまったに違いありません。昨年のNyck de Vries選手のようにシーズン途中で解雇ということにもなりかねません。表彰台も経験したことのある選手なのでぜひとも挽回してほしいです。

中盤

今日の鈴鹿サーキットは晴天で太陽が照りつけていたので、路面温度はかなり高くなっていたと思います。そのせいでタイヤのもちが想定よりも短かったようで、ハードタイヤでスタートしたチームのペースが落ちていきます。想定よりも早いタイミングでタイヤ交換をしてフレッシュなタイヤに履き替える作戦をとるチームもありました。

そしてRBチームはスーパーな仕事をします。角田選手がピットインしてタイヤ交換をするタイミングで、近しい順位のチームが複数ピットインしました。そこで超速でタイヤ交換を行うことに成功し、一気に順位を上げました。

終盤

残り10周の時点で入賞圏内である10位は角田選手でしたが、10位争いに5台くらいが絡んでいました。タイヤ交換の回数が多いチームと少ないチームがあり、タイヤ交換の回数が多いチームの方が順位は下なのですが、は1周あたりのペースが速く、どんどん背後に迫って来ます。

角田選手の後ろから迫るのはAston MartinチームのStroll選手と、HaasチームのHülkenberg選手でしたが、角田選手はタイヤをしっかりマネジメントできており、残り5周くらいからペースを上げて2選手の追随を許しません。結局そのまま角田選手がしのぎ切り10位入賞、2戦連続でポイントを獲得しました。

優勝はRedbullチームのVerstappen選手、2位は同じくRedbullチームのPerez選手で見事にワンツーフィニッシュです。3位はFerrariチームのSainz選手でした。またもLeclerc選手を上回りました。好調です。

おわりに

終わってみれば大方の予想通りRedbullチーム、特にフェルスタッペン選手の圧勝でした。HondaのPU(エンジン)を使っているので地元での勝利とも言えます。関係者のみなさま、おめでとうございます。

優勝争いはあまりおもしろくなかったのですが、3位争いや10位争いなど見どころの多い日本GPだったと思います。