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AFC U23アジアカップ 韓国戦の感想(2024年4月22日)

2024年4月22日に行われたAFC U23アジアカップ韓国戦の感想です。

前半総括

まず、スタメンを第1節、2節と大幅に変更してきたことに驚いた。あれだけの好セーブを連発していたキーパーも替える意図はなんだったのだろうか?直接勝敗に関係したとは思わないが、替えた意図は今もわからない。

意外にも韓国はかなり頑強なブロックを構えて日本にスペースを与えない方針だった。とはいえベタ引きするわけではなく、特にサイドで起点を作ろうとする日本に対して激しいプレッシャーをかけて奪ってカウンターという展開が何度かあった。そのプレッシャーをかいくぐり、左サイドの内野と平河が何度か鋭い突破を見せたが決定的なチャンスには至らず。日本の守備面ではボランチ2人がとにかく身体を張ってボールを回収していた。特に今大会初出場の田中は運動量とデュエルの両面でかなり目立っていた。前半は0ー0で折り返す。前半はよくも悪くも「負けたくない」という両チームの姿勢が強く感じられた。

 

後半総括

後半開始から15分くらいまでは日本ペースで試合が進む。何度かチャンスになりかけるが、左サイドと比べて右サイドの連携にスムーズさを欠き、ゴールを脅かすには至らない。後半20分前後で韓国も日本も複数枚の選手交代を敢行。前線・中盤にフレッシュな選手を入れる。韓国は立ち位置も前目に変更してきた。先にチャンスを迎えたのは日本だったが、松木の突破からの攻撃はゴールに結びつかず、逆に韓国に押し込まれる時間も増える。そして後半31分、日本の左サイドのコーナーキックからあっさりと失点してしまう。キーパーは目測を誤った感じがしたし、DFも相手に身体を寄せられていなかった。相手のキックの精度もすばらしかったが、技術的なミスが重なった失点だったと言えると思う。その後は攻めるしかなくなった日本が積極的に前に出る。何度もゴールに迫るが相手DF、キーパーの守りに阻まれ、ポストにも嫌われてしまい結局得点を取るには至らず、0−1で試合終了。

全体総括

振り返ってみると、韓国は基本的には守備から入り、疲れてきたところで選手交代をきっかけに全体を押し上げて勝負に出るという戦略だったように思う。つまりはじめから後半勝負だったのだろう。日本はどうだったのだろうか?韓国のほうがより「はっきり」した戦略だったのではないかと想像する。

第2節のUAE戦で露呈した得点力不足がこの試合でも同様に露呈してしまった。チャンスは作るものの、ゴールが奪えない。前線の選手にゴールがない。オリンピック出場権を掴むためには最低でもあと3回勝利しなければならない。そのためにはより多くのゴールが必要だ。

おわりに

次の対戦相手は開催国のカタールです。キックオフは4月25日(木)日本時間23時です。深夜ですが応援しましょう!

ひとり応援実況のツイートをまとめたのでリンクを貼っておきます。

togetter.com