Study After School 〜学校じゃ教えてくれないこと〜

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EURO2024 グループステージ 第1節の雑感

EURO2024が開幕しました。こちらで書いたようにABEMAで全試合無料で観られます。全試合が、無料で、観られます。見逃しも、フルマッチとハイライトの両方観られます。いまだに信じられませんが、観られています。

さて、グループステージの第1節がすべて終わったので、感想を書きます。

グループステージ第1節 試合結果

グループA
グループB
グループC
グループD
グループE
グループF

番狂わせ&サプライズ

「番狂わせ」はほとんどなく、唯一、ベルギーがスロバキアに敗れたことくらいだと思います。

ベルギーは不運だったところもありますが、攻撃面の不安が露呈しました。中盤でボールを保持することが少なく、多くが最終ラインから前線のスペースへのフィードでした。ルカクやトロサールなどのタレントがいるのでそれなりにチャンスになっていますが、デ・ブライネなど中盤の選手たちの良さが見えませんでした。

「サプライズ」はいくつかありましたが、まずは初戦のドイツの攻撃陣の爆発です。開幕戦でいきなり5得点というのはなかなかないと思います。次にスペインがクロアチアに3ー0で完勝したことです。得点だけでなく試合内容でも圧倒した勝利でした。グループBはまさに「死のグループ」なので今後も目が離せません。また、ルーマニアウクライナに3ー0で勝利したのにも驚きました。

その他雑感

初戦のむずかしさ

イタリア、オランダ、イングランド、フランスなど勝利はしたもののかなり苦しい戦いとなりました。どんな大会でも初戦はむずかしいことを改めて感じました。

ゴラッソとスーパーセーブ

ルーマニアのニコラエ・スタンチュのゴールや、トルコのメルト・ミュルドゥルのボレーシュートなど、いわゆる「ゴラッソ」もしくは「スーペルゴラッソ」と叫びたくなるような素晴らしいゴールが生まれました。まだ観ていない人はぜひ観てみてください。

逆に、ゴールキーパーによる決定的な機会の阻止も目立っています。個人的にはここがEUROのみどころの1つだと思います。ドイツのノイヤーやフランスのメニャンなど世界的に有名なキーパーも多いですが、とにかくキーパーのレベルが高いです。日本と最も差があるのはキーパーだと言っても過言ではないでしょう。

ケガと出場停止のリスク

開幕戦でドイツのギュンドアンが受けたファウルが非常に危険で、あわや大ケガということになりかねないプレーでした。各国が国の威信をかけて戦っているのでヒートアップするのはわかるのですが、やや悪質なファイルが多いと感じます。フランスのグリーズマン、エムバペは頭部にケガを負いました。今後のプレーに影響が出る可能性が高いです。

一方で、今大会はイエローカード2枚で出場停止になるレギュレーションで、すでに1枚目のカードをもらっている選手が多くいます。スタメン選びにも影響があるでしょう。選手層の厚さがカギになるかもしれません。特に主力選手がカードをもらってしまったフランスは今後の戦いに注目です。

おわりに

以上、第1節の雑感でした。初戦だからか、あまり戦術的に極端なことをするチームはなかった印象です。第2節は第1節の結果やスカウティングを踏まえての戦術、作戦になるでしょう。また、初戦では不発だった選手が爆発するかもしれません。何にせよ、第2節も楽しみです。