痛みは見えない
実は3週間ほど前にふくらはぎの肉離れをやってしまい、まだ治っていません。
当初は歩くのもやっとの状態で家族、特に妻には面倒をかけました。(ありがとう😊)
そんなときに感じたのは「見えない痛みは他の人には伝わりにくい」ということ。サッカーの試合でファウルを受けた選手がものすごく痛がっているのを見て、本当にそんなに痛いの?って思ってしまうこともありますよね。あんな感じです。
ギプスしていたり、松葉杖でもついていれば「見える」のでしょうが、そうでもしていないと見えません。そもそも痛みは本人にしか感じられないものなのですが、見た目的に地味なケガは特に他の人にはその痛みが伝わりにくいと感じます。
ケガだけじゃない
ケガのことを書きましたが、書いているうちにケガだけではなく、脳や内臓の疾患、こころのキズ、歯痛、性自認、主義主張、文化的背景、歴史的背景などなど、外からは見えないものはたくさんあります。
なんだか話が大きくなりすぎてきたのでこの辺でやめたいのですが、見えるものも見えないものも同様にその人自身であり、尊重されるべきものだと思います。
見えないものは理解しにくいけど、、
見えないもののすべてを認識し、理解することは正直言って無理だと思います。また、そのすべてに配慮した言動をしようとすると、身動きできなくなってしまいます。
見えないものを理解することはむずかしいけど、少なくとも目の前にいる人には自分にできる限りの配慮をした言動につとめようと思います。やたらと絆創膏をはりたがる娘に「そんなの大して痛くないから放っときなよ」とは言わないように。。
おわりに
先日プロサッカー選手の現役引退を発表した松井選手が言っていたのですが、キング・カズこと三浦知良選手は肉離れのことを「ミートグッバイ」と表現したそうです。英語的にはまったく正しくありませんが、あー、なんかわかるわ、と感じました。