「ゴールデンウィーク」が終わりました。終わってしまいました。今年のゴールデンウィークはわりと並びが良かったので、10連休の方もいらっしゃったと思います。
みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか?わたしは特に遠出はせず、家でPCとモニターの置き換えをしたり、家族と近所で過ごしていました。(ブログもお休みしてました)しかし、なんだかあっという間に終わってしまった感じがして名残惜しいのでゴールデンウィークについて調べてみました。
ゴールデンウィークとは
「日本において、4月末から5月頭にかけて休日が続く大型連休期間のこと」というのが大体のサイトで書かれている定義です。
具体的には以下の国民の祝日を含む期間のことを指します。
なぜ休日が続くことになったのか?
1948年(昭和23年)7月20日施行のに「国民の祝日に関する法律」が制定されたためです。この法律によって前述の国民の祝日のうち4月29日、5月3日、5月5日が祝日と定められました。この時に定められた祝日は元旦や成人の日などを含めて9つで、そのうち3分の1が4月末から5月頭に集中しているのは特殊な状況だと言わざるを得ません。
ゴールデンウィークの由来
諸説ありますが、最も有力なのが「映画会社が作成した宣伝用語」説です。
当時、映画は正月かお盆の時期の興行が儲かるとされていたところに、1951年(昭和26年)に、映画会社の大映と松竹が競作してこの時期に同時上映となった「自由学校」という映画が、大映創設以来の最高売上を記録しました。この歴史的なヒットをきっかけに、宣伝文句に「ゴールデンウィーク」が使われ、それが他の業界に広がり、次第に社会に根付いたという説です。
そのほかにはラジオの聴取率(テレビでいうところの視聴率)が高い時間帯を「ゴールデンタイム」と呼んでいたそうで、この期間に聴取率が高かったですので、「黄金週間」と呼ばれ、カタカナ語に変えた「ゴールデンウィーク」になったという説があります。
あとは金鉱探しに良い時期だとか、マルコポーロが日本を訪れたのがこの時期だとか、そのような説もわりと有力なようです。
ゴールデンウィークということばを使わないケース
NHKや一部の民放局などでは「ゴールデンウィーク」ということばを使わず、「(春の)大型連休」という表現を使用しているそうです。
理由はこの期間に休めない人たちへの配慮があるとか。あとは新聞や雑誌では文字数が多いとかそういう理由があったそうです。今は「GW」と書いても通用しますが、当初はそれでは通用しなかったでしょう。
おわりに
今回の記事を書くために調べたサイトのリンクをいくつか掲載しておきます。「諸説ある」とはよく言ったもので、根拠のあるものないものなど色々あって面白かったです。
ちなみに、2025年のゴールデンウィークの祝日の並びはよくないです。2026年もあまりよくないです。2027年はわりとよさそうです。楽しみにしましょう。
- ゴールデンウィーク - Wikipedia
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