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コパ・アメリカ2024 準決勝 アルゼンチン vs カナダの感想

コパ・アメリカ2024 準決勝、アルゼンチン vs カナダの感想です。

アルゼンチン🇦🇷 2ー0 カナダ🇨🇦

奇しくも開幕戦と同じ対戦となった準決勝の第1試合、結果も同じく2ー0でアルゼンチンが決勝に駒を進めた。

比較的足の長い芝のピッチに大量に水が撒かれたようで、ボールが転がっても人が走っても水しぶきが舞うようなコンディションでスタート。開始から20分くらいまではどちらかというとカナダのペースで試合が進む。しかし、ピッチコンディションのせいか、パスの精度を欠き、なかなかシュートまではいけない。MLSはほとんど見たことがないが、いつもあんなピッチ状況なのだろうか?アメフトではあんなの見たことない。

22分、最終ラインから中盤のデ・パウルに縦パスが入り、あまりスペースのない中でデ・パウルが前を向いたタイミングでアルバレスがカナダDFの裏を取り、そこにデ・パウルからのスルーパスが入り、アルバレスが完璧なファーストタッチから冷静にキーパーの股を抜いてアルゼンチンが先制点を奪う。カナダペースで進んでいたからこそ一瞬のスキが生まれてしまったのかもしれない。その後はアルゼンチンのペースとなるが、前半はそのまま1ー0で終了。

後半に入って51分、右サイドからゴール前に侵入したメッシからポケットに走り込んだデ・パウルにパス、デ・パウルからゴール前に走り込んだメッシに折り返すもカナダDFがなんとか触って通させない。こぼれ球を拾ったフェルナンデスがシュートを放ち、メッシがちょっと触れてボールはゴールへ。これで2ー0。メッシはこれが今大会初ゴール。PK戦でも失敗していたので、本当に初のゴールということになった。メッシ本人よりも周りのチームメイトやベンチのメンバーの喜び方がすごかった。

これで一方的な展開になるかと思いきや、カナダも諦めずにアルゼンチン相手に一歩もひけをとらない攻撃に出る。何度も何度もアルゼンチンゴールを脅かした。しかし、アルゼンチンのGKマルティネスに阻まれ、得点は奪えず。結局2ー0のまま試合は終了。今大会のアルゼンチンはここまで失点わずか1と固い守備にも注目が集まっているが、をれを牽引しているのはまちがいなくマルティネスだろう。彼がシュートをストップするとチーム全体が盛り上がる、というムードメーカー的な役割も担っている。

カナダについて

2026年のワールドカップアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国で共同開催。それに向けてカナダは強化を進めているが、2022年のカタールワールドカップではグループリーグ敗退だった。それと比べて、今回のコパ・アメリカで準決勝まで勝ち上がったことは、これまでの強化が一定の成果をあげたと言える。U23やその下の世代でも結果をだしつつある中、2年後のワールドカップまでにどこまで実力を伸ばせるか注目である。

メンバーの所属チームを見ると、すでに主力メンバーの多くがヨーロッパでプレーしているが、今大会での躍進でさらにそういう選手が増えることになりそうだ。戦術理解もでき、フィジカルも強い。どの監督も欲しいと思うだろう。

おわりに

今大会のアルゼンチンと、EURO2024のポルトガルには重なる部分が多いと感じていました。クリスティアーノ・ロナウドは残念ながらチームを優勝に導くことはできませんでしたが、メッシはどうでしょうか?

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