(注意)記事の中にPRや広告を含みます。
読んだ本の紹介と感想です。
書籍情報
- タイトル:成瀬は天下を取りに行く
- 著者:宮島未奈
紹介
言わずと知れた2024年本屋大賞を受賞した小説です。ジャンルとしては「青春小説」とでもいうのでしょうか。
主人公である成瀬あかりの無茶苦茶でも全力でまっすぐに生きる姿が痛快な作品です。あんまり書くとネタバレになってしまうので、もう少しあらすじとかを知りたい方は新潮社の特設サイトをご覧ください。
感想
当作品はオーディオブックで聴きました。ちょうど聴き放題対象に追加されたので早速聴いてみました。
audiobook.jpの聴き放題に興味のある方は以前書いた以下の記事をご覧ください。
すぐにオーディオブックを試したい!という方は以下のバナーからすぐにお試しが始められます。
さて、本題です。
声優12人など、かなり力を入れて作られたものだということがわかる作品でした。オーディオブックの中でもこの作品のように多数の声優が参加している作品ははじめて聴きました。
おもしろかった、というよりも楽しかった、という感じがしました。そして、かなり笑わされました。活字で読んでも笑えるのだと思いますが、声優の演技力も加わって、どうしても笑ってしまう。。外で聴いてるとややおかしな人に見られる可能性大なので、これから読む方は気をつけてください。
最後は、心温まるエンディングが待っていました。
短編集のような構成になっており、よい意味で気軽に読めて、楽しめる作品だと思います。
おわりに
小説の登場人物の姿形や声やしゃべり方は、読みながら自分の中で勝手に「それっぽい」想像をしているのだと思いますが、一度活字で読んだ本をオーディオブックで聴くとすんなり聴けるものと「こんな声だっけ?」と感じるものもあっておもしろいです。
なお、「成瀬シリーズ」は2作目がすでに出ています。オーディオブックにはまだなっていないので活字で読もうかなと思っています。