読書ログです。読んだ本の感想を書きます。
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書籍情報
- タイトル:「読む」だけで終わりにしない読書術 1万冊を読んでわかった本当に人生を変える方法
- 著者:本要約チャンネル
感想
読書術についての本はかなりの数が出版されていると思います。わたし自身も何冊か読みましたが、本書は読書術に加えて、1万冊以上の本を読んだ著者の経験に基づいた「5つの最強習慣」と「最強の3冊」(実際には2人分で6冊)が含まれている点がユニークかつ、価値のある部分だと感じました。
あまり本を読まない人よりも、多少本を読んでいる人にとって響く内容ではないかと思いました。そもそも読書術とうたった本を買う人は自分の読書エクスペリエンスに対して何かしらの課題を感じている人が多いと思うので、内容的にはふさわしいものだと思います。わたしのように積読本が増え続けていく人にとっては耳の痛い話の部分が少なくないですが。
気になったところ(3〜5個くらい紹介)
「読む」だけで終わりにしない7つの読書術
7つの読書術は以下の通り。
- 目的型読書
わたしの場合は半分くらいは目的をもった読書だと思う。後の半分は「◯◯賞受賞」とか、お気に入りの作家だからとか。読み放題、聴き放題の対象から気になるものを、とか目的のはっきりしない読書も多い。そういった読書については本書の読書術は無理に当てはめる必要はないと思う。 - ドーパミン読書
わたしの場合はおそらく購入するときに最もドーパミンが出てる気がする。だから積読が増えるのかも。 - ランニング読書
運動すると集中力が高まるというのはわかるが、すきま時間を使って読書をしている人にとっては難しい話。 - 能動型読書
手書きのメモが有効だという話。これも理解はできるが、電子書籍の方が断然多いと手書きは難しい場合がある。オーディオブックも然り。 - 分散型読書
これは自然とやってるかな、と思った。起床してから3〜4時間がゴールデンタイムだというのも受験のときとかにはわりと意識していた気がする。 - マインドセット読書
んー、これはまぁそうなんだろうなぁという感じ。1の目的をはっきりさせたうえで要約サイトとか見て厳選した本を読んでいる、という前提があるのであれば、その成果を信じるというのはアリだと思うが、そこまで絞って読んだことがないのでなんとも言えないところ。 - レコーディング読書
これはいわゆるPDCAのDから始まる感じ。理にかなっているので何かを実践するのであればこのやり方はベストだと思う。
1万冊を読んでわかった「本当に人生が変わる」5つの最強習慣
第3章の内容です。読書術ではないですが、この部分だけでも価値はあると思いました。
1つ目の「朝散歩」はたまたまわたしもやってましたが、読書のためというより1日を健全に過ごすために効果はあるかなと思います。2つ目の「瞑想」はこれから積極的にやっていこうとあらためて思いました。
3つ目の「リセット運動」、4つ目の「究極の食事」、5つ目の「究極の睡眠」は知識としては非常に価値のあるものだと感じましたが、わたしはそのまま実践するのは難しいと思いました。参考にしつつ、今よりも少し改善できればよいかな、と思います。
1万冊の中から選んだ、僕たちの人生を変えた最強の3冊
第4章の内容です。刺さる人には刺さる内容だと思います。
わたしが気になったのは、「幸福優位7つの法則」と「正義の教室」と「LIFESPAN」の3冊でした。以下にリンクを貼っておきます。
アクション
- 次に本を買う前に本要約チャンネルをはじめとする本要約サイトを確認したうえで購入する。
- 本書で紹介されていた本のうち、気になった本を読む。
おわりに
読書術の部分はあまり目新しい内容はなかった感じですが、著者の経験から導かれた最強習慣、最強の3冊は価値があると感じました。
著者である本要約チャンネルのYouTubeのリンクを貼っておきます。