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UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd Leg の感想

UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝 2nd Legの感想です。ヨーロッパリーグの準々決勝1st Legの記事も書ききれていないのに。。

ということで、2nd Legの4試合を一気に振り返ります。どの試合も「すげー」とか「やべー」とかそういうことばが口をついて出てきてしまうような試合でした。

UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd Leg

Real Madrid 1-2(Agg:1-5) Arsenal

3点のビハインドを負ったマドリーは攻めるしかない状況。開始早々から攻撃に時間と人を使い何度も決定機をつくるがゴールには至らず。アーセナルは戦略的にしっかり守ってカウンター狙いだったと思う。10分過ぎにCKでライスが倒されてPKをゲットしたが、サカのタイミングをずらしたシュートはクルトワの長い腕が阻んだ。クルトワは1st Legとは明らかに動きが鋭く、コンディションの重要性をあらためて感じた。

前半はスコアレスで折り返し、65分にメリーノからのスルーパスをサカが流し込んでアウェイのアーセナルが先制。DFラインからバルベルデが1人残ってしまっておりそのギャップを突かれた。ここにきて本職ではない弱みが出てしまった印象だ。しかしその直後にマドリーはヴィニシウスがアーセナルのビルドアップにプレッシャーをかけてボールを奪って同点ゴール。残り時間は25分ほどあったが、マドリーは諦めない。若干楽勝ムードになっていたかもしれないアーセナルにとってはこの失点が逆にチームの集中力を高めたと言える。その後は攻めるマドリーに構えてカウンターのアーセナルの構図がより鮮明となり、1-1のまま迎えたATにアーセナルのマルティネッリが90分以上出場していた選手とは思えないスプリントでDFを置き去りにして追加点を奪い1-2でアーセナルが勝利し、ベスト4に駒を進めた。

Inter 2-2(Agg:4-3) Bayern München

固い試合になるかと思っていたがお互いに攻め合う展開で始まる。お互いに決定機をつくるも最後の最後でDF・GKが守り切って前半はスコアレスで終了。

後半に入って52分、バイエルンは左サイドから攻め上がり最後はケインがディ・マルコの股下を狙って抜く巧妙なシュートで先制。しかし58分に左サイドのCKからラウタロ・マルティネスがこぼれ球を蹴り込んでインテルが同点に追いつく。この時点でサン・シーロは最高潮を迎える。その直後61分に今度は右サイドからのCKをパヴァールがヘッドで決めてインテルがリードを広げる。サン・シーロは興奮のルツボに。76分にダイアーのヘッドで追いつかれるが、その後のバイエルンの猛攻を凌ぎきって2-2で試合終了。アグリゲートスコア4-3でインテルがベスト4に駒を進めた。

Aston Villa 3-2(Agg:4-5) Paris

この試合が準々決勝の中で最も興奮した試合だった。

2点のビハインドでホームに帰ってきたヴィラは前がかりの立ち上がりだったが、それを嘲笑うかのうような鮮やかなカウンターで10分に右サイドバックのハキミが詰めてPSGが先制。エミリアーノ・マルティネスがボールを抑えられなかったのが痛い。リードを広げられ、益々攻めにかかるヴィラに対して27分に再びPSGのカウンターが炸裂。今度は左サイドバックのヌーノ・メンデスが決めて0-2。アグリゲートスコア1-5となりこれで勝負ありかと思われたが、34分にティーレマンスが決めてヴィラ・パークのサポーターが息を吹き返し、1-2で前半を折り返す。

後半に入り55分、ヴィラはマッギンが自陣からドリブルで持ち上がってそのままミドルシュートを放ちゴール。キャプテンのゴールでヴィラ・パークは大歓声に包まれた。さらに直後の57分、右サイドをラッシュフォードが突破してグラウンダーのクロスにコンサが合わせてヴィラが逆転。立て続けのゴールにヴィラ・パークは異様な盛り上がりを見せる。その後もラッシュフォード、アセンシオなどが決定機を作るが、GKドンナルンマが神がかり的なセーブを連発し、得点を許さない。結局試合はそのまま3-2で終了し、アグリゲートスコア4-5でPSGがベスト4進出。

B. Dortmund 3-1(Agg:3-5) Barcelona

1st Legでバルサが4-0で勝利しているのでもう勝負ありかな、と思っていたらとんでもない、ドルトムントは1st Legとはまるで別のチームのように躍動。11分にアディエミのスルーパスを受けたグロスが倒されてPKの判定。エースのギラシが決めてドルトムントが反撃の狼煙を上げる。ドルトムントペースで試合は進むが追加点は奪えず1-0で前半終了。

後半に入り49分、右サイドのCKをファーサイドから折り返して最後はギラシがヘッドで押し込んでドルトムントが追撃。2-0、アグリゲートスコア2-4として望みを繋ぐ。しかしその直後に右サイドから攻めあがったフェルミンのクロスがドルトムントDFベンセバイニに当たってそのままオウンゴールとなってしまう。その後一旦試合は膠着状態になったが、76分に右サイド高い位置でボールを奪ったデュランヴィルが右サイドを崩してクロスを上げるとバルサDFアラウホがクリアしきれず、こぼれ球をギラシが詰めて3-1。その後もドルトムントは決定機を作るが得点には至らず、3-1、アグリゲートスコア3-5でバルサがベスト4進出を決めた。ギラシはハットトリックで得点数を13とし、ラフィーニャレヴァンドフスキを抜いて得点ランキングトップに返り咲き。しかしチームは敗れてしまったので、得点ランクは今後のバルサの試合に注目だ。

おわりに

準決勝はアーセナル vs PSG、バルサ vs インテルの組み合わせとなりました。もはやどのチームが優勝してもおかしくないですね。1st Legは4/30, 5/1に開催、2nd Legは5/7,8に開催予定です。

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