2024年5月23日、UEFA Europa League 2024の決勝戦、アタランタ vs レヴァークーゼンの試合が行われました。結果は3-0でアタランタの勝利でした。この試合の感想を書きます。
Signor Gasperini, Congratulazioni!!
まず、ガスペリーニ監督の初タイトル獲得にお祝い申し上げます!これまでひとつもタイトルを獲れていなかったことが不思議なほどの名将だと思う。アタランタは確か8シーズン目だったと思うが、積み上げてきたものが花開いたのだろう。来シーズンはCLが狙える位置にいるが、ガスペリーニの情熱は続くのだろうか?
ルックマン、ルックマン、ルックマン!
何はともあれ、ルックマン。彼の日。なんと決勝戦でハットトリック!
ということで経歴を調べてみた。
イングランドで生まれ育ち、U19〜U21はイングランド代表に名を連ねたが、現在はナイジェリア代表に選出されている。利き足は右。
1点目は珍しくレヴァークーゼンのディフェンス陣がバランスを崩し、その隙をついての得点。2点目は左サイドからドリブルでカットインしての見事なシュート。3点目は同じく左サイドでの1対1から今度は縦に抜き去って左足を振り抜いた。
ついに敗れたレヴァークーゼン
結果は0−3だったものの、レヴァークーゼンも悪くはなかったと思う。何度も惜しいチャンスはあったが、そのうち1つでも得点になっていればちがう結果になったかもしれない。シャビ・アロンソ監督としても打つべき手は打ったという印象だが、これまでの成功体験がある分、それでうまくいかなかったときの更なる一手は準備されていなかったのかもしれない。
逆にアタランタは先制点、2点目、3点目を取ったあとも決して気持ちも集中も切らさずに完封した。アタランタの選手たちも当然レヴァークーゼンが起こしてきた奇跡的な逆転劇、同点劇を知っていて、それに対応できた今シーズン唯一のチームとなった。
おわりに
ELの決勝戦、勝ったのはアタランタでしたが、90分間途切れることなくタフに戦う様子は、なんとなく町田ゼルビアと重なって見えました。
差は、テクニックとパワーとパススピードだけです。あと決定力もか。。