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読んだ本の紹介です。
読んだきっかけ
ずいぶんと前にオーディオブックで聴いて、その後紙の本でも読んだ本です。子どもの夏休みの読書感想文の推薦図書がどんな本なのかを調べて見ていたときに見て、気になったのがきっかけでした。
書籍情報
- タイトル: ハッピーバースデー
- 著者: 青木 和雄、吉富 多美
紹介
Amazonの商品ページから抜粋
実の母親に愛してもらえず、誕生日さえ忘れられてしまった11歳の少女・あすかは、声を失ってしまう。しかし、優しい祖父母の元で自然の営みに触れ、「いのち」の意味を学ぶ。生まれかわったあすかがどんな行動を起こすのか。そして、母親の愛は戻って来るのか…リアルな展開に、5頁に一度は、涙が噴き出る物語。
出版社のページから抜粋
母親からの精神的虐待で声を失う少女・あすかの物語「ハッピーバースデー」。文芸書版は、母・静代が娘を愛せない理由を丹念に追い、静代のバックストーリーが明かされていきます。心の闇を暴く新たなる人物の登場によって静代はどう変わっていくのか。原作とはまた違う涙を誘う感動作!
感想
まず、この記事を書くために出版社のページを調べていたら上記のように”原作とはまた違う涙を誘う感動作!"と書かれていることにがくぜんとしました。原作も読まねば。。
それはさておき、感想です。
正直、結構きつい内容だと感じました。これ子どもに読ませていいのかな、と。でも多分、最初にオーディオブックで聴いて、親目線で感情移入していたせいかもしれないな、と思います。実際、紙の本で読んだときは再読ということもあって、それほどきつい印象はありませんでした。
基本的にハッピーエンドの作品だと思うので、たとえば小学校の5、6年生あたりで道徳の授業あたりでとりあげるとよい作品のような気がします。しかし、何がどうおかしいのかとか解説を丁寧にできる先生が寄り添っていないと、なんか変な方向に議論が発展して、好ましくないバイアスとかを持たれてしまうような気もします。集団圧力は怖いです。よって、親と子、くらいの間で感想を伝え合うとか、それくらいでよいのかなと思います。
おわりに
オーディオブックはaudiobook.jpで聴き放題の対象にもなっています。以下のリンクから登録して聴いてみてください。初回無料おためし期間もあります。
原作はこれ↓ですかね。。くわしい方、おしえてください。