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<読書ログ>中村俊輔式 サッカー観戦術

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読書ログです。
読書メモから読んだ本の感想、気になったところ、読んだ後のアクションを共有します。

書籍情報

この本を読んだきっかけ

サッカーを観る機会が多くなっているもののややマンネリを感じていたこともあり、サッカー観戦についての本を探して最初に出てきたのが本書でした。

こんな人におすすめ

サッカー観てるけどなんか面白くないなと思っている人、サッカーって何が面白いの?という人におすすめ。現役選手の目線で書かれているので、現役プレーヤーにも役立つかもしれません。

気になったところ(3〜5個くらい紹介のはずがもっとたくさん)

モリシさんはトップ下の位置からゴールを量産するシャドーストライカーの先駆けのような存在だった

確かにそうだと思う。南野選手とか浅野選手とかはモリシの正統進化形と言えるかもしれない。

フォーメーションは目指す方向性の道しるべだと思ってもらえればいい。どのようなフォーメーションを組み、誰をどの位置に配置するのか。それだけでチームの色や狙い、戦略が見えてくる。

あたりまえのことだとは思うが、あまりサッカーを観る機会のない人はそもそもフォーメーションのことを知らないこともありそう。とはいえはじめてサッカーを観る人にフォーメーションの話を細かくしてもなぁ・・・匙加減がむずかしい。

最も効果的なのは、少しだけ角度をつけた短いバックパス。相手は首を振ってボールの行方を追わないといけないので、マークすべき選手を一瞬見失う。

これ大事!ヤットがよくやってたやつ。最近のボランチはこれに加えて、空いたスペースを見つけてドリブルで持ち運ぶってのもやる。ドリブルの方が怖さもリスクもあるけど、首を振らないといけないという意味では”少しだけ角度をつけた”バックパスでも同じ効果があると思う。

先ほど僕は幼少期はマラドーナの真似をしていたと話したけど、メッシの真似はできない。僕が2、3回ステップを踏む間に、メッシは4、5回ステップしている。これでは真似しようがない。

中村俊輔氏のメッシへのリスペクトが感じられる。

守備の優先順位を即座に判断し、正確に実行できるのはウッチーのサッカーセンスの高さの表れ。

ウッチーのすごさを改めて感じた。

僕の中では中で合わせる選手が7割、キッカーは3割だと思っている。

〜〜〜中略〜〜〜

自分が完璧なボールを蹴れば相手は関係ないと思っている。ゴールキーパーや壁の動きに動揺することなく、ボールへのインパクトが最も大切だ。狙い通りのキックができれば、必ず決められる。

味方に合わせるFKと、直接ゴールを狙うFKに対する中村俊輔氏の考え方。こんなに差があるのが意外。

プレイスタイルが十人十色なら、観戦の楽しみ方も十人十色。自分の目的と性格に合った観戦方法を見つけられたら、サッカーはより楽しくなる。

現役プレーヤーならではのコメントかな。

アクション

  • 試合を観る前に両チームのフォーメーションとスタメンを確認するようにする。
  • フルマッチが見られないときはハイライトと、15分〜30分、60分〜75分を観てみる。

おわりに

本書は2019年に発刊された本で、中村俊輔氏が現役選手だった頃に書かれた本です。観戦術を現役選手が書いているというのはほかにはない気がします。

オーディオブックで聴きたい方は以下のリンクからどうぞ。

中村俊輔式 サッカー観戦術

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