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UEFAヨーロッパリーグ Round of 16 1st Legのふりかえり その1

UEFAヨーロッパリーグ Round of 16 1st Legのふりかえり その1です。

わたしの予想とはちがう結果になった試合がいくつかありました。

ふりかえり

Real Sociedad - Man Utd

1-1のタイで2nd Legへ。

久保は先発で80分まで出場。ドリブルでの仕掛けはソシエダの攻撃のアクセントになり、マンUにとって脅威になっていた。

前半はどちらかと言えばマンUがペースを握る。ガルナチョ、ザークツィが何度も決定機を迎えるが、GKレミーロの好セーブで得点を許さず、0-0で折り返し。

50分、中央でブルーノ・フェルナンデスから落ちてきたザークツィに当てて、ザークツィから左ワイドのドルグへ。ドルグからのクロスが逆サイドのガルナチョに通ったが、ガルナチョのシュートはサイドネット。

57分、ソシエダゴールキックからのロングフィードを競ってこぼれたボールをカゼミーロが拾って右サイドに展開。引き取ったダロートが運んで大外のガルナチョへ。カットインからマイナス気味のグランダーのクロスをザークツィが決めてマンUが先制。

66分、左サイドのCKの競り合いの中でブルーノ・フェルナンデスがハンドを取られてPKの判定。オヤルサバルが落ち着いて決めてソシエダが同点に追いつく。

83分、久保に変わって入ったベッカーからのグラウンダーのアーリークロスをオスカルソンが合わせるが、惜しくもゴール左に外れる。ホームのソシエダとしてはここで決められなかったのは痛い。オスカルソンは93分にも決定機を迎えるがオナナの好セーブで得点ならず。1st Legは1-1で終了。マンUは結果オーライだろう。

FCSB - Lyon

1-3でリヨンがリード。
FCSBが立ち上がりから決定機を作る。7分にDFのミスをついてミクレスクがGKをかわしてシュートを放つがサイドネット。18分、左サイドのラドゥノヴィッチからのピンポイントクロスをゴール中央でエドジュマがヘッドで叩くがリヨンのGKペリが間一髪でかき出す。20分、エドジュマの左サイドからのクロスをニゲザナが合わせるが、これもペリがセーブ。ふりかえってみると、このうちどれかでもゴールネットを揺らしていれば試合の結果はちがうものになっていたかもしれない。
30分、右サイドから攻め上がり、ペナルティエリア内で受けたミタウカゼがすばらしいターンでDFを置き去りにしてファーサイドにクロスを上げ、逆サイドから駆け上がったタグリアフィコがヘッドで押し込んでリヨンが先制。前半は1-0で折り返す。別のボールがピッチないに置き去りにされていたのがちょっと気になった。
ハーフタイムでFCSBは3枚を交代して勝負に出るが、どちらかというとリールペースで試合が進む。しかし68分、リールのビルドアップを高い位置でプレッシャーをかけてボールを奪い、左サイドへ。ラドゥノヴィッチからのクロスはファーサイドで詰めていたバルツァの元へ。バルツァが落ち着いて決めてFCSBが同点に追いつく。
同点になった後、今度はリール側が2人を交代して、ラカゼットとフォファナが入る。
試合は85分から再び動き始める。リールは右サイドで作ってゴール前に迫り、最後は左サイドに流したところを途中出場のフォファなが蹴り込んでリールが再びリードを奪う。FCSBは88分、CKからダワがヘッドで合わせるが、ペリが「センセーショナルセーブ」で防ぐ。その直後、そのペリのスローからカウンターで抜け出したチェルキがドリブルで運び、最後はまたもフォファナが決めてリールが追加点をあげ、1-3で試合終了。個人的MOMはペリ。

Fenerbahçe - Rangers

1-3でレンジャーズがリードして2nd Legへ。
試合は開始早々スコアが動く。フェネルバフチェにボールを奪われた後にすばやい切り替えで高い位置でボールを奪い、最後はデセルスがキーパーを外して流し込み、レンジャーズが先制。
13分、フェネルバフチェにアクシデント発生。3バックの一角であるソユンクがケガで交代を余儀なくされる。
フェネルバフチェはサイドからの攻撃で攻勢に出て、30分、右サイドのCKがファーに流れたところをソユンクの代わりに入ったジクがむずかしい体制からボレーで蹴り込んで同点に追いつく。
しかし42分、フェネルバフチェが一度跳ね返したボールをレンジャーズが奪還してショートカウンター発動。ラスキンからチェルニーにつないでチェルニーがドリブルで持ち運んで右に流れたデセルスへ。デセルスはダイレクトでゴール前に速いボールを返し、そのボールにチェルニーが詰めてレンジャーズが一歩前に出た。1-2で前半終了。
後半に入ってフェネルバフチェが高い位置からボールを奪いに行き、保持する時間も増えてくる。それに対してレンジャーズはカウンター中心の戦い方。カウンターから50分、57分にデセルスがゴールネットを揺らすが、いずれもVAR判定の結果ノーゴールに。そして80分、自陣ゴール前からのロングカウンターでチェルニーが抜け出してGKとの1対1を制して貴重な3点目。フェネルバフチェは23本のシュートを打ちながらわずか1ゴールにとどまった。

AZ Alkmaar - Tottenham

1-0でAZが先勝して2nd Legへ。
毎熊は先発フル出場。ポジション的に孫興民とのマッチアップを制することがタスクだったと思われるが、ほぼ完璧にそのタスクを完遂した。
前半18分、左サイドのCKからスパーズDFのクリアミスがオウンゴールとなり、AZが思わぬ形で先制。前半終了間際にAZがスパーズゴール前に迫り何本もシュートシーンが続いたが得点にはならず前半終了。
後半に入るとスパーズがボールを保持する時間が長くなり、AZは奪ってからカウンターという戦い方をする。AZのDF陣はハードワークをやり続け、1点を守り切った。結果としてはお互いに及第点、想定内、といったところか。

おわりに

4試合とかだと全試合日本語実況+解説ということになりますが、8試合となると英語実況の試合もあります。それはそれで楽しんでいますが、FCSB vs Lyonの試合でGKのセーブに対して「 Sensational Save (センセーショナルセーブ)」という表現を使っていました。この表現は初めて耳にしました。よく聞くのは 「Beautiful Save」とか「Terrific Save」とかですかね。ほかにも「Side netting (サイドネッティング)」とか「Yellow Carded (イエローカーデッド」とか独特の表現があって面白いです。

次回は残り4試合をふりかえる予定です。

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