Study After School 〜学校じゃ教えてくれないこと〜

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ところでiPhoneの使い勝手はどー?

自分で言うのもなんですが、「今さらなんでこの話題?」という記事を書いてしまいました。世の中スマートフォンブームだからこういう記事を望んでいる人がいるかもしれないなと思い込むことにします。目新しい話はありませんが、iPhoneに乗り換えを検討している人には是非とも読んで欲しいと思います。
そしてもしよければコメントなりTwitterでつぶやくなりで感想をお聞かせいただければ嬉しいです。

はじめに

iPhone 3Gが日本で発売されてからおよそ2年が経ち、街中や電車の中などでiPhoneを使っている人を多くみかけるようになりました。私は発売から約1ヶ月遅れてiPhone 3Gを購入したので、ちょうど2年ほどiPhoneを使い続けています。そんな私がいまだによく聞かれる質問の1つが「iPhoneってどうなの?使いにくくない?」というものです。購入当初は「使いにくいよ」と即答していましたが、現在はそうは感じていません。この記事は一体私がどう感じているのかを「一般的な携帯と比較して使い勝手が悪いと感じる(感じた)点」と「iPhoneにして良かったと思うこと」を3つずつ挙げて説明します。
問い: iPhoneの使い勝手がどうなのか?良いのか悪いのか? 答え: 今とまったく同じ使い方をしたいのであれば、慣れ親しんでいる今の携帯の方が使い勝手は良い。しかしiPhoneの魅力は使い勝手ではなくiPhoneを使うことでしか得られない「何か」があることであり、多くのiPhoneユーザーがそれを証明している。

一般的な携帯と比較して使い勝手が悪いと感じる(感じた)点:

1.スクリーンタッチキーボード

ボタンがないのでブラインドタッチはかなり困難で画面を見ながら操作せざるを得ない。また、日本語の変換があまり優れておらず、急いでメールに返信したい時や長文を書く時にストレスとなる。日本語変換はiOSのアップデートで徐々に改良されているが、現時点ではATOKを搭載している携帯の方が優れているのは間違いない。

2.電波状況の悪さ

これはiPhoneの問題ではなくソフトバンクの問題だが、全般的につながりにくい。改善される見込みはあるが、自分がよく行くところでの電波状況は確認した方がよい。

3.携帯用サイトが見られない

すべてが見られないわけではないが、docomoであればi-modeは使えない。また、マクドナルドのクーポンのようなFlash(という技術)を使っているサイトも見られない。このようなサービスをどれだけ使っているかによって使い勝手の悪さは変わる。私の場合はかなり不便に感じたが、別のサービスで補完できたので今は不便さを感じない。

総括

スクリーンタッチキーボードは好き嫌いが分かれるところではあると思うが、個人的には慣れてしまえばこちらの方が速いし楽だと感じている。電波状況の悪さは外的要因なのでどうしようもないが、周囲のdocomoからの乗り換え組の方々は口を揃えて「悪くなった」と言っているので体感的に差があると思われる。各キャリアが提供している携帯向けサービスを使い込んでいる場合は「○○ができなくなって困る」ということになるのは間違いない。よって、これまでの携帯と全く同じ使い方をしたい、ということであればiPhoneへの乗り換えの前に“できること”と“できなくなること”を事前に確認しておいた方がよいだろう。

iPhoneにして良かったと思うこと:

※以下の説明はiPhoneに特化した表現をしているが、スマートフォンと呼ばれるものであれば程度の差こそあれ同じだと思う。

1.フルブラウザ

携帯用サイトは見られないがFlashを使っているサイト以外ならほぼすべてのサイトを閲覧できるので普段PCでよく見るサイトを見たり、PCで使っているウェブ・サービスをiPhoneでも使うことができる。つまり、今PCを使ってやっていることの大半はiPhoneでできるということ。

2.豊富なアプリでカスタマイズ可能

iPhoneだけでできることはそれほど多くはないが、アプリ(Appと呼ぶ)で自分が必要な機能やサービスを選んで追加できる。ここが一般的な携帯との最も大きな違いだと私は思う。AppはApp Storeからダウンロードでき、インストールも自動。無料で質の高いAppも数多く公開されているので無料Appだけでも相当いろんなことができるようになる。実際私もはじめの数ヶ月は無料Appしか使っていなかった。

3.成長する

iPhoneは成長する。具体的にはiOS(パソコンで言うところのWindowsに相当)の更新でそれまではなかった機能が追加されたりする。2.で説明したAppもバージョンアップして新機能を追加してくる。要するに機種変更をしなくても使える機能が増えたりして使いやすくなる可能性があるということ。

総括

上記3点は一般的な携帯を使用していた時の私の経験と比較して良くなったと感じたことをまとめたものである。これらの他にもiPhoneを使うようになってから使い始めたサービスや、iPhoneにしたから始めたことも少なくない。上記2でも書いたように使う人それぞれの多様なニーズに応えることで、その人の行動やライフスタイルに影響を及ぼすような柔軟性や拡張性がiPhoneの最大の特徴であり、一般的な携帯との違いと言えるだろう。

最後に

iPhoneに対する私なりに感じること・感じたことを書きましたが、あくまでも私見であり1人のユーザーの、しかもiPhone愛好家の意見に過ぎないということをご了承下さい。使う人の好みや感じ方、使い方や使う環境によって異なる考えを持つユーザーもいるでしょう。この記事と同様なレビュー記事を書かれている方も数多くいらっしゃると思いますので、そういった記事も合わせて参照することをおすすめします。
編集後記:
この記事を書こうと思ったきっかけは弟からのメールの以下の一文でした。
“ところでiPhoneの使い勝手はどー?日本語変換がバカだって噂を耳にしてる”
このメールの「使い勝手」という部分を見て、そういえばiPhoneを買った当時に同じような質問をされたなぁ、という記憶が蘇りました。本文に書いたように購入当初は「よくないよ」と即答していましたが、今ならなんと答えるべきだろう?という疑問にぶつかりました。自分にとってiPhoneって何なんだろうと考えるよい機会になりました。