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レッドブルは日本サッカーに翼を授けてくれるのだろうか?

少し前の話題ですが、今季のJ3優勝、来季のJ2昇格を決めた大宮アルディージャレッドブルが買収しました。ということで、レッドブル傘下のサッカーチームについてまとめつつ、大宮アルディージャがどう変わるのかについて期待をこめて予想してみたいと思います。

レッドブル傘下のサッカーチーム

ライプツィヒ

ドイツの最上位リーグであるブンデスリーガに所属しているチーム。UEFAチャンピオンズリーグ24-25の本戦にも出場している。レッドブル傘下のチームでは最も実力のあるチームと言える。「RBライプツィヒ」が正式名称で、RBはRedBullではなくて、RasenBallsportの略だが、どう考えてもRedBullを意識している。ちなみにRasenBallsportはドイツ語で芝生球技を意味する。うまいこと考えるものだ。

ザルツブルク

オーストリアの最上位リーグであるブンデスリーガ(ドイツのブンデスリーガとは別物)に所属しているチーム。現在、元サンフレッチェ広島の河村拓夢選手が所属している。過去にはハーランド選手や南野選手も所属し、ここからステップアップしていった。

2005年にオーストリアに本拠地を置くレッドブルが買収したチームで、正式名称は「レッドブル・ザルブルク」。

ニューヨーク・レッドブルズ

MLSメジャーリーグサッカー)に所属しているチーム。1995年創設のチームで、2006年にレッドブルに売却されたことにより、ニューヨーク・レッドブルズとなった。当初はアメフトのスタジアムを本拠地としていたが、2010年にはサッカー専用スタジアムであるレッドブル・アリーナを建設し、本拠地を移した。

レッドブルブラガンチーノ

ブラジルの最上位リーグであるセリエAカンピオナート・ブラジレイロセリエA)に所属しているチーム。2019年からレッドブル・ブラジルとの合併に向けた提携を開始し、同年セリエBで優勝を果たし、セリエAに昇格。新シーズンより「レッドブルブラガンチーノ」にチーム名を変更した。

前身であるCAブラガンチーノには、1970年代にあのセルジオ越後氏が所属していた。

RB大宮アルディージャ

2024年9月にレッドブルに買収され、来季からは「RB大宮アルディージャ」に名称が変更されることが発表された。チームエンブレムやマスコットの変更についてはクラブ側に一任されているとのことだが、ユニフォームの胸にはおそらくレッドブルのマークが大きく入るのではないかと思われる。ファンからは少なからず不満が出るのではないかと思われる。ザルツブルクの買収のときに一度痛い目を見ているので、このあたりはかなりセンシティブに取り扱われるだろう。

ちなみにこのRBもRedBullではなくて、RasenBallsportの略だということで登録されている。

 

こちらのサイトを参考にしました。

www.soccer-king.jp

レッドブルは日本サッカーに翼を授ける?

大宮アルディージャは今でこそJ3で来季はJ2だが、一時はJ1にいた強豪チームだ。今後、このチームに所属している選手には何が起こるのだろうか?

おそらく、ライプツィヒザルツブルクなどの同じレッドブル傘下のチームとの協力関係が結ばれることになるだろう。日本から海外へ、海外から日本へ、と人が流動的に動くようになると面白いと思う。移籍金を気にしなくて済むので、ローンも含めた移籍のハードルがかなり低くなるのはまちがいない。選手たちに翼を与えることになりそうだ。また、クロップ氏のグローバルフットボール責任者への就任も大きな影響力を持ちそうだ。

クラブとしては、早々に日本から海外に進むチャンスを得られることを見せることが重要だと思う。これが見せられれば、「海外に行きたいから大宮アルディージャに行きたい」という選手が増えるはずだ。そうなれば必然的に実力ある選手が集まるだろうし、Jリーグでの戦績もあがるのではないだろうか。よい循環ができそうだ。

個人的には、選手だけではなく監督、コーチングスタッフ、運営スタッフなどなどの交流や情報共有がされてくると、おもしろいと思う。これまでJリーグにはなかったユニークなクラブになれる可能性がある。ひいては日本サッカーの発展へと繋げられるととてもありがたい。

おわりに

レッドブル傘下とは言えないまでも、日本代表にも選出されている田中碧選手が移籍したリーズ(リーズ・ユナイテッドFC)にも少数株主としてですが、レッドブルが出資していて、一番目立つユニフォームの胸の部分にレッドブルのブランドマークが入っています。レッドブルがスポンサーに入ることで財政難のリーズを救う形になっていますが、リーズの財政状況は未だ芳しくなく、危機的な状況が続いているそうです。選手たちに悪い影響が出ないことを祈ります。

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