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読書ログです。
読書メモから読んだ本の感想、気になったところ、読んだ後のアクションを共有します。
書籍情報
- タイトル: 「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
- 著者: 三宅香帆
この本を読んだきっかけ
自分が、というよりも子どもが「楽しかった」とか「すごかった」という表現をするのを見て、ほかの言い方はないだろうか?と思ったものの、じゃあ、どう表現したらいいんだ?というこたえが出せず困ったため、いろいろ勉強してみようと思ったことがきっかけです。
こんな人におすすめ
ブログなど、何かしら自分のことばで発信をする人にはまちがいなくおすすめします。また、子どもの作文や読書感想文の表現があまりにも少なく感じている親御さんにもおすすめです。
気になったところ(3〜5個くらい紹介)
※オーディオブックの音声を聞き取って書いているので本書とちがっている部分がある可能性があることをご了承ください。
語彙力がない、言語化が下手、すぐに他人の言葉に影響を受けてしまう。そんなあなたにこそ、自分の言葉を作るためのちょっとしたコツを知ってほしいのです。
まさに知りたいことはこれ!
でも、誰かに読んでもらいたい文章ならば、誰かに何かを伝えたい、伝わってほしいのならば、核を包む工夫をすることが絶対に必要です。その工夫をどれだけできたかが、他人への伝わりやすさを決めます。
工夫なくして伝わらない、ということか。この工夫を子どもにどう伝えたらいいものか。
古語にあはれなりという言葉があります。これってなんか胸がジーンとする、グッとくるわって言いたくなるといった感覚をひとことでまとめた語彙なんですよね。
「あはれ」=「やばい」な気がする。古典の世界では「あはれ」でいいけど、現代においては「やばい」はダメで、工夫が必要ということか。
面白さとは、共感か驚きである
たしかにそうかも。この視点をもって書くべきかな。
他人の言葉と自分の言葉をちゃんと切り分ける必要がある。切り分けることで、他人の言葉が自分にとってのナイフにならないようにすることができる。つまり、他人の言葉をナイフにしないために、自分の言葉を作る必要があるのです。
他人の言葉と距離を取ろう。自分の言葉を作ろう。これを言いたくて、私はこの本を書きました。もちろん、自分がナイフを使っている自覚も必要ですが、それと同時に他人のナイフから自分を守ることの方がよっぽど重要だと思うんですよね。
自分と他人のことばを分けることで、自分自身を守ることになる、と。ちょっとイメージが湧かない。
アクション
- 他人の意見などをSNS等で先に見ないようにする。
- 子どもに伝えるために類書を読む。(まだ腹落ちできていない)
おわりに
タイトルだけ見て聴き始めたのですが、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の著者である三宅香帆さんの作品でした。
オーディオブックで聴きたい方は以下のリンクからどうぞ。
「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない
また、この作品は、この記事を書いた時点で聴き放題に含まれています。聴き放題プランの登録は以下のバナーから簡単にできます。
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