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タスク管理と自分の関係 〜 「タスク管理」をどう考えるか?

Task Lists
Task Lists / J Dueck

タスクセラピーのコーチを拝命したことをきっかけに自分とタスク管理との関係を見つめ直してみました。
今回は「タスク管理をどう考えるか」について説明します。

 

まず目的を明確にする

タスク管理を始める時にまず明確にするべきなのはタスク管理をする「目的」(目標と置き換えてもよい)です。
タスク管理自体は目的ではなく、目的を達成するための手段であることは決して忘れてはなりません。
これからタスク管理を始めたいと思っている方はこのことを必ず意識し、「こうありたい」という理想のイメージを描くことから始めるのがよいと思います。これがないとタスク管理をする意味がない、と言っても過言ではないでしょう。
また、目的が異なれば管理方法も異なってしかるべきです。だからこそ目的を明確にしておく必要があるのです。

 

「タスク管理」をどう考えるか?

ここからは、私にとって「タスク管理」とはどんなものなのか?ということを紹介します。
これから説明するようなベースになる考えというか感覚のようなものがあることが、タスク管理を続けるうえで重要なことだと思っています。
このベースは人それぞれ違うと思いますし、ベースが異なれば管理の仕方も使用するツールも変わるでしょう。だからこそ、ベースが重要なのです。

腕時計のような存在

My Metal Banded Watches
My Metal Banded Watches / alexkerhead

では、私が「タスク管理」をどう考えているのかを紹介します。
私にとってタスク管理は「腕時計のような存在」です。
腕時計というのは比喩で、その距離感と信頼感がとてもよく似ていると感じていて、それが心地よいということを表しています。

では、なぜ「腕時計」なのかというと、理由は以下の3つです。

1.信頼できる

腕時計は身につけていればいつでも簡単に見ることができ、(だいたい)正確な時間を教えてくれます。
私の場合、家にいる時以外はだいたい腕時計をしているので、とても身近な存在です。この距離感も大切なポイントです。

2.TPOに合わせて使い分けられる

私は現在2つの腕時計を使い分けています。
いつもだいたいつけている機械式のアナログ時計と、運動時につける防水&耐ショック機能付きデジタル時計です。
色も形も付加されている機能もまるで違いますが、使う場面に適したものです。
わざわざ使い分けなくてもいいのですが、環境に合わせたものを選べるということが私にとっては重要なポイントです。

3.メンテナンスすればずっと使える

腕時計は放っておくと動かなくなります。電池式なら電池が来れたら止まってしまいますし、手動式(自動巻きも含む)ならネジを巻かないと止まってしまいます。止まったら正確な時間を教えてくれなくなります。
逆にメンテナンスをきちんとしていればずっと使えます。(もちろん壊れてしまうことはありますが)

タスク管理も同じ

Partners
Partners / curtis palmer

私の場合はタスク管理も腕時計と同じです。
言い換えると、常に身近にいて信頼できるパートナーのような存在です。そしてメンテナンスをしながら共に成長していく、そんな関係です。

とは言っても、この結論に達したのはここ1年くらいのことで、それまでには挫折や紆余曲折がありました。
このあたりについては別途まとめようと考えています。

おわりに

今回はタスク管理をどう考えるか?について説明しました。
書いていて、まず目的を明確にするという普遍的な部分と、どんな感じでタスク管理をするのかという人それぞれ違ってもいい部分があるということをあらためて感じることができました。後者は工夫のしどころ、というわけです。
だからこそ「他の人はどうやってるの?」とか「うまく回せてる人は何が自分と違うのか?」という興味が湧いてくるのではないかと思います。
私自身のタスク管理も完全にうまくいってるとは言えないので、これからもどんどん他の方の工夫や悩みを聞いて自分のタスク管理を成長させていきたいと思っています。