Study After School 〜学校じゃ教えてくれないこと〜

学校じゃ教えてくれないけど、知ってたら役立つことを発信します。

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ミッション:Evernoteに情報を集めよ!

乗っかりエントリー第2弾です!

第1弾は@rashita2さんの「あなたのBlog術教えて下さい!」企画に乗っかった『ブログをやめないコツ』でしたが、今回も@rashita2さんの企画に乗っからせていただきます。

お題(?)は「あなたのEvernote術教えて下さい!」企画です。今回のエントリーは自分なりに試行錯誤した結果をまとめたものなので、もしかしたら他の人の参考になるかもしれません。誰かの役に立てたらうれしいです。

はじめに

私がEvernoteに出会ったのはいつだったか覚えていなかったので「Welcome to Evernote」というノートの作成日を確認してみたところ2009/10/20とのこと。このノートはEvernoteにサインアップすると自動的に作成されるノートのはずなのでこのノートの作成日=私がEvernoteを使い始めた日となります。もう10ヶ月も経っていることに自分でも驚きました。このエントリーでは私がEvernoteを実際にどのように使っているかを書いているのですが、情報をどのように集めるかに限定して書きました。集めた情報をどのように活用するのかについては別エントリーでまとめる予定です。

Evernoteに出会う前の情報収集

私にとってのEvernoteは「情報のワードローブ」です。そのココロは追々説明します。

昨今の情報過多とも言える状況の中、“自分にとって価値のある情報”を選択する必要があります。しかしどの情報が“自分にとって価値があるのか”を見極めるのはとても難しいことです。Evernoteに出会う前の私は少し極端な「pull(プル)型」の情報収集をしていて、いつもチェックする新聞・雑誌・サイトなどを決めておいてそれだけを読んでいました。仕事に関する情報だけであればこの方法でもよいのですが、普段の生活や趣味にも同じ方法を適用するとどうしても視野が狭くなってしまいがちでそれが私にとってはストレスに感じられました。

そこで「push(プッシュ)型」を取り入れることにしました。目をつけたのはTwitterです。Twitterではよくもわるくも誰もが好き勝手なことをつぶやいています。そんなつぶやきの中にたまに自分の興味のあることを見つけることがあります。これが私にとってはとても心地がよくそのつぶやきをきっかけにして何かをはじめたり、調べたりという“行動”につながっています。Twitterを始めたばかりの頃は興味のあるつぶやきを1つ見つけるたびに何かをするということをしていたのですが、フォローする人数が増えるにつれて時間的な限界にぶつかりました。

この限界を超えるために「pull型とpush型を融合させた情報収集法」を考えるようになりました。

Evernoteに情報を集めよ!

現在(2010年8月)の私の情報収集法を以下の図にまとめました。

私の情報収集法 (図をクリックすると拡大します)

なおこの図はGoogleドキュメントで作成したプレゼンテーションファイルです。ご興味のある方は以下のリンクからご覧下さい。

Evernote Info Flow

具体的な実装方法については他の方もたくさん書かれているのでここでは割愛します。

詳しくは以下のブログをご参照下さい。私が実際に参考にさせていただいたエントリーです。

ポイントは以下の3点です。

  1. ほぼ自動的に情報を集めるしくみを作る
  2. 集めた情報をフィルタリングするステップをあえて入れる
  3. iPhoneを活用する

1つめはRSSフィードを利用して気になる情報が自動的に集まってくるようにします。集まってきた情報はフィルタリングをするのであまり気にせずにガンガン登録します。

2つめはスピード重視でざっくりと情報をふるいにかけます。自動化はできませんがこのステップをあえて入れることで情報の絶対量を減らして情報を活用して「何かをする」時間を生み出します。

3つめは1,2とは毛色が違いますが、iPhoneを活用して主に“気になること”・“思いつき”・“できごと”などを記録します。iPhoneEvernoteの相性はとてもよいのでこれを使わない手はありません。

さて、私にとってのEvernoteは「情報のワードローブ」です、と書きましたがそのココロを説明します。ワードローブは洋服ダンスのことですが私はもう少し広い意味で使っています。よく女性ファッション誌の中吊り広告に「モデル○○さんのワードローブ公開します!」というようなことばを目にしますがこちらの方が私の感覚に近いかもしれません。

まえおきが長くなりましたが、ここまで説明してきた情報収集法では実に様々な情報がEvernoteに保存されていくことになるので自分の持っている情報の幅が大きく広がります。そうすると状況に応じて必要な情報をEvernoteからひっぱり出して使うということが可能になります。洋服に例えれば友達とバーベキューをするならアウトドアっぽい服、上司の家に呼ばれて遊びに行くのならシャツとジャケット、合コンに行くなら流行りモノを取り入れて、などといろんなことを考えます。これと同じように情報も時と場合に応じてワードローブから取り出して“身につける”という発想です。こう考えると楽しく感じませんか?

おわりに

今回のエントリーでは情報収集法だけしか書いていないので“お題”である「Evernote術」とは言えないかもしれませんが、Evernoteじゃないとこのやり方は成り立たないので一応「Evernote術」の1つということでエントリーさせていただこうと思います。多くの人に読んでいただけるとうれしいですし「ここはこうした方がいい」、「もっと詳しく知りたい」などのコメントをいただければもっとうれしいです。

<編集後記>

冒頭にも書きましたがこのエントリーは“乗っかりエントリー”の第2弾です。第3弾も必ず書くつもりでいますがこのエントリーを書いていて私がブログを書く理由の1つは「なんか人のために役に立ちたい」という気持ちがあるのではないかと強く感じるようになりました。これからは“乗っかり”に限らず「だれかの役に立つエントリー」を念頭においてブログを書いていこうと思います。それにしても長いなぁ・・・3,000文字近くあるし。