Study After School 〜学校じゃ教えてくれないこと〜

学校じゃ教えてくれないけど、知ってたら役立つことを発信します。

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二重運賃と顔パスに共通すること

ニュースを見ていてふと思ったことを書きます。

4月1日から消費税が8%になりました。鉄道各社(の一部)はSuicaPASMOなどのICカードを利用した場合と利用しない場合とで運賃に差をつけるようにしました。いわゆる"二重運賃"と呼ばれるものです。消費者の利便性も考慮したものとのこと。確かにそうなのでしょう。でも、「持ってない人」にとって金銭的な損失が発生するのはどうなんでしょうか?
ちなみに、現金の方が安くなるケースもあるようです。わたしの生活圏内ではないですが。こちらの記事が詳しいので気になる方はチェックしてみてください。

もう1つ、ヤマダ電機が"顔パス"サービスを試験導入するというニュースがありました。詳細はこちら。二重運賃とは逆に「持っている人」をより優遇しようという話です。なかなか面白そうな試みだと思います。試してみたいですが、ヤマダ電機で買い物はほとんどしたことがないのであまり恩恵には授かれないかもしれません、わたしの場合。

この2つのニュースに共通するのは「デジタル・ディバイド」です。結構前に話題になったことばですが、外務省のホームページにも掲載されています。詳細はこちら。要するに「持っている人」と「持ってない人」の間に格差が生まれてしまっているのではないか、と。
"顔パス"の方はともかくとして、"二重運賃"の方はこのままでいいんだろうか?と感じます。かと言って、切符を買うのに1円単位というのは現実的ではないと思いますし、いろいろと検討された上で今回のような形になったのでしょうね。
ところで、現金で切符を買うと増税分以上にお金を支払うことになりますが、その差額は会計上どのように処理されるのでしょうか?調べて見たけどよくわかりませんでした。残念。

今回は気になったニュースについて書きました。